夜の木陰のサルパンチ

メンクラ猿の毎日をつづります。

袈裟

昨日は酔った。

10時には飲むのやめてお水もたくさん飲み、

いつもなら翌朝に響く感じではなかった。

 

ところが朝4時に目が覚めた。

すんごい頭痛と便意があり、

はじめは食あたりなのか酔いなのかわからなかった。

 

頭痛が治まらないけどなんの薬飲んだらいいかもわからない。

仕方なくお水を飲んでいたら、吐き気がきた。

 

普通なら一度吐けば楽になって寝れるのに、

昨日はとにかく頭痛が治まらなかった。

たくさん水を飲み、たくさん吐いた。

めちゃめちゃ汗も出てきたし、

思わず呻き声をもらしていた。

 

最終的には睡魔が勝って眠れたけれど、

たっぷり寝た後でも頭痛が残っていた。

 

お酒、本当に弱い。

年々弱くなってるし、

こんなひどい酔い方するとヘコむ。

もうやめたらいいのかもしれない。

でも今日もビール飲んでる。

 

やくだち

大学時代の友人が会いにきた。

彼の仕事と私の仕事ががっつりリンクするからだ。

 

彼は加藤くんと言うんだが、

大学のころから自分の物差しを持ってたな。

友人たちとの距離の取り方がうまくて

私に関しても何となく共通する部分を感じてたのかも。

 

向いてる方向は一緒でも、

いろんな戦い方があるんだよ。

何人のために役に立つか、

どんな深さで役に立つか、

明確に数値化できるもんでもないし、

結局は自分がどう考えるかだよな。

 

しったか

昨日は完全に忘れてたわ。

今日は花粉症のせいか体がふわふわしてダルかった。

 

私はしったかをしない。

あと自意識に邪魔されない。

もちろん両方たまにはあるけれどもね。

 

見栄を張ったり人目を気にしたりするのは単純にバカらしいと思う。

そんなに他人は自分を見てないもんだよ。

逆に言えば、自分が意識的に選択した行為なんかで人は自分のこと見てくれない。

自分の注意の及ばない部分に、その人となりがダダ漏れしてる。

そんなふうに思ってる。

 

だから楽。

あるがままの自分を晒して、

それをどうぞジャッジしてくれよって思う。

そんで概ね思われたいように思われてる。

ような気はしている。

 

 

 

 

あしが太い

愛情というのは、女性にしか備わっていないものだと思っている。

男性が感じているのは性欲で、それを満たすために愛情を擬装しているにすぎない。

 

どう考えても一夫一妻制の結婚は男性に向いていないと思う。

しかし、そんなことは公然と言えない。

だから愛情があることを演じることで、

この社会を成立させるしかないわけだよな。

 

男性と女性はとうぜん違う。

でも平等を求めることは当たり前の権利だ。

だから明白なのに言っちゃいけない事実がある。

これはつまりそういうことなんかな。

ミエド

いま電車の中にいる。

目の前にある広告で鈴木亮平が赤い学ラン着てる。

赤い学ランてめっちゃ怖いな。

あんま怖がりじゃないけど、今度だれかに怖いものは?と聞かれたら、

赤い学ランと答えよう。

 

ところで私のごく近しい人は巨像恐怖症だ。

大仏だとか、でかい人型の像がダメらしい。

極力見ないようにしてるし、

ついつい見てしまったときには持ってたグラスを落としたりするらしい。

私はわりと巨像好きなのだけどな。

残り香

卒業シーズンですね。

中学は思春期にどっぷり浸かってしまった結果、本当に仲のいい友人がいなくなってしまった。

親友になれたはずの人、あるいは一時期はそういう存在だったはずの人はいた。

でも卒業式を迎えたときにはすごい孤独だった。

その卒業式の日の記憶、なぜかけっこう残ってるな。

 

まず寝坊したんだったかな?

一緒に行こうと言ってた友人がいたんだけど、

先に行かれてしまった。

式の記憶はぜんぜんなくて、終了後の教室の記憶に飛ぶ。

若い担任は私たちが最初の卒業生ということもあり、

話してる間に泣き出した。

 

それから昇降口の前で写真撮影した。

幼馴染や友人と一緒に写真を撮った。

幼馴染は誕生日の同じ、異性の幼馴染で、

すごくモテる子だった。

2、3年と同じクラスになったんだけど、

私などは「写真撮ろうよ」と声かけてもらっただけで嬉しかった。

 

その幼馴染に聞いたところによると、

私がさっさと教室を出た後に

教室では感動的な展開があったらしい。

逃してしまったという思いと、

そこに私がいてもどうだったろうかという思い。

 

もうすんごい昔の話。

こんなこといつまで覚えているのだろう?

 

卒業して数年でばーっと大半の記憶が消えてしまい、

ここ十年くらいはずっと同じ部分だけ残り続けてる気がする。

 

ひとりびとり

プロジェクトを進めている。

9月から新しい仕事を始めるにあたり、その準備のために頭を使っているのだ。

 

本当はね、誰か一緒にやってくれたらなーと思っている。

一方で、人とやるのはしんどいしなーとも思っている。

 

実際に頭に浮かぶ人は何人かいる。

でもあんまり好きじゃない人か、

一緒にやったら好きじゃなくなりそうな人。

 

去年、久々に会った高校の同級生と飲んだ。

そんときに高校の同級生たちをいろいろ思い出してたんだが、

思い出す9割の同級生たちが嫌いだった。

自分でもびっくりした。

そんで誰よりも好かれたいと願っていたのだ。

滑稽だ。

 

あのころよりもだいぶマシ。

でも人のことを好きでいるのは苦手かもな。

いや、簡単に嫌いにはならなくても、

知っていく過程で仲良く続ける自信がない。

 

そんなこと思いつつ準備してる。

あー誰か一緒にやってくんねーかな。