夜の木陰のサルパンチ

メンクラ猿の毎日をつづります。

宇宙については考えるな

宇宙の話を読んでいる。

地球がいつか滅ぶことは確実で、

人類はその危機を乗り越えることはできないだろう。

 

いろんなものを保存していっても、

いろんなものを絶滅に追いやっても、

いつかは全部吹っ飛んじまう。

種を残そうと頑張って進化してきた生物のみなさんの、

努力は虚しくも弾け飛ぶ。

自然はすげーすごすぎる。

こうしてその偉業を丹念に記録しようとしてきた、

熱心な僕たる我ら人類にすらも、

やすやすとその鉄槌を下すのだろうか。

なんのために。

こうして滅ぼそうとするんだったら、

いったい何のために人類は生まれたのか。

地球上の生物のすべて、

この宇宙のすべては、

いったい何のために生み出されたのか。

 

まぁでも全てが消えてしまうよりも先に、

私はきっと死んでゆく。

だったらその生きてる間のことと、

そのもうちょっと先くらいまでを考えてれば、

それはそれでいいのかもしれないね。